11月19日(火)
急に寒くなりビックリ! それもそのはず、今シーズン一番の冷え込みだったとのこと。でもとっても良く晴れて、日向は暖かい朝です。口々に「寒いですねー!」と言いながら皆さん集まり、すぐに元気なおしゃべりも始まる中、早速、椅子のない広いスペースに立って、準備運動のスタートです♪ 「右足を一歩前へ、左足を添えて、ハイ1歩下がって〜」と、雪美先生の声にしたがって動きます。お次はペアで向かい合って手をつなぎ、片方の人は相手の人の逆の動きを・・・気づくとこれは、社交ダンスのボックスステップという動きでしょうか?!なかなか難しい!・・・ですが、(だからこそ?)たくさん笑って、色々な方と手をつないで、楽しい準備運動が終わりました。
体もほぐれたところで発声練習をして、まずは『埴生の宿』♪ 讃美歌の歌詞で歌います。暗譜で、アカペラでハモれるようになるのが目標です。篠原教会の皆さんのように、あるいはどこでも楽器がなくても、初めて出会った人とでも、歌で一つになれますように・・・夢が広がりますね!
だんだん声が出はじめたところで、ヴェルディです。オペラ『ナブッコ』より合唱曲『行け 我が思いよ 金色の翼にのせて』♪ 一気に旧約聖書の世界に入っていきます。前回よりも、歌声に悲しみの色合いが出てきたでしょうか。今日は、ピアノ伴奏の6連符の上にのりながら、符点のリズムを正しく取れるように練習しました。三連符はのびやかに、それに対して符点とペアになった16分音符には切なさが表現されているとのこと。(なるほど〜♪) 先生より、16部音符の長さ、リズムがそろってきましたね、とお褒めの言葉をいただくことができました!
前半部分をハミングで歌う練習もしました。日本語の母音は口の前方で発音するけれども、ヨーロッパに起源を持つ声楽の発声では、喉の奥の方で、頭の後方から上へ向かって声を響かせるように発声するとのこと・・・(正しく表現できているでしょうか!?)ハミングでも、口を開ける発声でもそれは同じ。そして、いずれも目を大きく開けて、口の内部からリフトアップしますので、毎回「プチ整形」(by 雪美先生)の効果ももれなく付いてきます。嬉しいですね!
イタリア第二の国歌とも言われる、とっても美しい旋律の合唱曲。これから歌い込んで、囚われのヘブル人の悲しみ、そして黄金の翼を表現できますように・・・!
続いては『シャロンの花』♪ これまた美しい曲です。ところが、ちょっとでも油断すると母音がきたなくつぶれてしまったり、美しい「花」のはずが「はーナアァ〜」となってしまったりします。フレーズのまとまりの中で、ある母音だけが飛び出さないように歌わなければなりません。話し言葉と歌う言葉は全然違うのだなと思わされます。そして・・・「音程は合ってるんだけどハモらないな〜」と雪美先生。響きで合わせるのですね。ハイ、合わせたいです!!耳も(こそ)良く使わないといけませんね。
「シャロンの花」はイエス様の愛称である(聖書より)と、楽譜の下方に書かれていました。4番では、シャロンの花、地のうえをおおいたまえと歌います。美しいシャロンの花が地をおおっていきますようにと、美しく、力強く歌い上げたいですね♪
雪美先生の、テンポ良くわかりやすく、笑いたっぷりの指揮&ご指導で、みるみる皆の声の色も響きもかわっていき、今日もあっという間にお時間が・・・と思ったら、さらに新曲のご紹介がありました。『あいしまつる かいぬしの』(The Lord is My Shepherd) という女声二重唱曲です。楽譜をいただき、経験者の方々の歌&ピアノ伴奏にて、さわりを聴かせてくださいました。これまた素敵な曲で、新年に皆さんと歌うのが楽しみです!
・・・そうなんです。12月は練習はお休みで、次回は新年となります。でもその前に、11月29日(金)には、練馬文化センターつつじホールにて『東京ウェストサイド・クリスマス』のコンサートがあります! 歌うのもとっても楽しいですが、素敵な音楽を聴くのもまた、至福のひととき。師走直前の、一足早いクリスマスコンサート、楽しみです♪
そんなお話もしながら、練習後のひとときは賑やかにお茶の時間を過ごし、心も体も軽やかに、寒さの和らいだ道を数分歩いて桜台の駅に向かいました。
次回は、2025年1月7日(火)10時30分〜12時です。
新曲も楽しみな、新年の練習会。ご見学も歓迎いたします!ぜひ、グローリー・アット・ヘブン合唱団で、楽しくご一緒に歌いましょう♪
by ちぇろこ